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-SIROMUK-
家具を選ぶ時に考えること。 デザイン、大きさ・・・そして色。
身近に置いてずっと付き合っていくものは、唯一のもので あって欲しい。それはどこか、自分のパートナーを見つける感覚に似ている。
花嫁が一生に一度身に付ける白無垢。
その「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味になぞらえて 存在感はあるのに、空間を邪魔しない、美しき白き姿。
古くて新しい感覚が心に響く。 そして、白なのに、使い込むほどに微妙な風合いを醸し出す。
それは、使う人の持つ空気感に染まることの出来る『SIROMUK』ならではの持ち味。 『SIROMUK』の持つ、他には無い気品のある白。
家人と過ごす時間の中で、その空気感に馴染み、買ったときの満足感が、10年後、20年後、家族の一員にも似た、愛着に変わっていく・・・
親から子へ 代々引き継がれながらその味わいを増していく北欧家具のように・・・
そんな安心感と楽しみのある白い無垢の家具たち。
素材の良さはもちろん、その良さを更に引き出すための、工夫と努力、そしてこだわり。
日本の伝統を継承しつつ、新しい世界への扉をたたく。
日本家具職人の“新たなる白への挑戦”である
モクレン科の落葉広葉樹。北アメリカに生育。 色が白くきれいでとても木味がよい材です。 木理は通直で簡単に曲げることができ、衝撃にも強いという 特性を備えています。 川沿いの低地で生育したアッシュは軽くて柔らかく、高地で生育したアッシュは成長が遅いため 重く堅いという特徴があり、 その丈夫さの裏づけに、家具の他、ハンドルやバットにも使われています。
家具産地・府中として300年の歴史の中で、ゆっくりと伝えられ、培われてきた確かな技術。そして伝統を継承しているマイスター(職人)としての誇りが、目に触れないような構造にも決して手を抜かないという強い思いを生んでいます。
大自然が作り上げた原木の美しさに人の手で強さと新しい美しさを加えていきたい。
“こだわり”という心です。
木を指と指を組んだように組み合わせる伝統的な技法です。 組み合わせる事で反り止め合い、より強度が増します。
接合部の強度を高める工法です。 木と木を繋げる際木の収縮により、つなぎ目に隙間が生じないようにするため鼓(つづみ)形の堅木の木片をうめ込みます。
手カンナ加工の1つです。 引き出しが緩くなく固くない、ちょうどよい具合で引き出せるように何度もカンナで引き出しを薄く削り調整する加工です。職人の非常に高い技術が必要です。
引き出しの底などに使われる木製の釘です。 引き出しの底板と一緒に磨り減り、釘だけが飛び出すことがないので棚を傷めません。木との相性や多湿な日本の風土を考えた昔からの知恵です。